宿木

2020.11
宿木

samayuzame 1st ALBUM “宿木” 2020年4月以降―新型ウイルス流行後に制作された最新楽曲のみを収録した全8曲入りで初の全国流通盤となる1stALBUM。 ウイルスや情報が伝播する様子のメタファーである「宿木」というタイトルトラック、ラストトラック「きんいろのひ」に至るまで、ポストコロナ時代の人々の生活と苦悩に想いを馳せて制作された。 SNSに翻弄される人々をテーマとした「bʌg」と「Flick'n'diE」、揺れ動く時代の中で自己を問い直す「根無草」など、多彩なアレンジで世界観を描いている。 「Yggdrasil」にはネットラッパーであるShuNと燻のユニットILLVANAがラップでフィーチャーし、Tr.8『きんいろのひ』には注目のニューアーティスト笹川真生が共同アレンジで参加している。

All songs & Lyrics written by samayuzame [M-8]Co-produced & Arranged by 笹川真生 [M-7]Featured by ILLVANA(燻、ShuN) Mastered by Ryoma Nakamura Creative & Art Direciton : samayuzame Design : Punch Photographs : Mizuki Sato Hair and Make-up : Rina Taniguchi Produced by samayuzame

Lyrics

  1. 1
    無菌室にて
  2. 2
    宿木
  3. 3
    bʌg
  4. 4
    Flick'n'diE
  5. 5
    MELTDOWN
  6. 6
    根無草
  7. 7
    Yggdrasil ft. ILLVANA
  8. 8
    きんいろのひ ft. 笹川真生

In the strile room 在りし日 空が割れてもエクソシストには為らない ...Interdict an unfavorable information... 絶ち切る この部屋でMy cry echoes in the chamber ...Who the hell are you ... 祈れ 無神の部屋に鳴音(howling)悴んだ手 遠吠え 無菌の部屋に響き 鳴音(howling)in this room 生憎 瀬戸際でMy cry echoes in the chamber 絶ち切る この部屋でMy cry echoes in the chamber

"Turn a blind eye to the lies"Who kills me from behind ?Ridiculous phenomena Like a virus,You controlled mankind and approached to colonize the World TreesFall 声を 歌を探しているの歪な言葉 遺言奪う そして 奪われる 何方か形を変えた 君を 蹌踉(sorrow)異種を植る 寄生木 現在を凝視めないで脆く崩れていくこの土地で誰しも 彼しも 唯直 生きるしかない 粘膜を媒介し介在する曖昧なる存在計劃と死する反抗都市 そして輪唱精神性におけるホーム 見つからずボウズ熱暴走する実験用モルモット 証明(Show me) それは 破壊(vandalism) そしたら何かが変わる その夜(Kristallnacht) 放浪(hollow)異種を刈る 寄生木 現在を凝視めないで脆く崩れていくこの土地で誰しも 彼しも 唯直 生きるしかない

身体を介して身体を介して 身体をまた介してまた身体を介して 重なる影絵 増殖し 悴んでいた 画面(かいが)に夢を視ていても 鳴り響く 悲鳴を発していても絶望さえ愛しくて 嘘みたいな眼ただ奪われる侭ただ奪われる侭ただ奪われる侭ただ奪われる色(color)ただ奪われる色(color) 命をまた孵して命は紙切れ 日常のズレ 加速 死を看取っていた どちらが そちら わたし どちらが 画面(かいが)に夢を視ていても 鳴り響く 悲鳴を発していても絶望さえ愛しくて 嘘みたいな眼ただ奪われる侭ただ奪われる侭ただ奪われる侭ただ奪われる色(color)ただ奪われる色(color) 奪って

罰を発露とまぁ 存外楽な商売上手お粗末 娯楽がない 死体に群がり千朶万朶 下衆でチープな絡繰隨に さっさと荒れるWikiギブミー 営利な外連味薄利多売な成敗です DIE 塗り潰せDIE 燃え上れDIE 立ちはだかる正体暴けDIE 踏み潰せDIE 燃え盛れDIE 何一つ知らないまま Flick and Die こんなFlick and Die 所でFlick and ... 死んじゃうんじゃしょうがないじゃんFlick and Die 白かFlick and Die 黒かFlick and ... 案外 破壊は愛 強引なマニア 往来 到底 その実 蚊帳の外場外乱闘はない ワンワン喚く前にやりな ベタでチープな流行懐メロばっかり流すアレポーズの範囲で中指カッコ笑いのお笑いです DIE 塗り潰せDIE 燃え上れDIE 立ちはだかる正体なんてDIE 踏み潰せDIE 燃え盛れDIE 何一つ興味はないな Flick and Die こんなFlick and Die 所でFlick and ... 死んじゃっても大丈夫?Flick and Die 白かFlick and Die 黒かFlick and ... 真実なんてない この際 もう辛抱堪らんわつい言った「…。」 DIE 塗り潰せDIE 燃え上れDIE 立ちはだかる正体暴けDIE 踏み潰せDIE 燃え盛れDIE 何一つ知らないまま Flick and Die こんなFlick and Die 所でFlick and ... 死んじゃうんじゃしょうがないじゃんFlick and Die 白かFlick and Die 黒かFlick and ... 案外 破壊は愛

over the distant hill filled with uncoloured hazealways, the scene makes me appalledyou're left in limbostaring at me in silence day after day I dream of the scene ofyou trying to kill methis never ends at allyou give me nightmares"A bright future is not there."Fall silent ※suffering from insomniato tell my philosophiai'd always been that wayto get away from my life this is the end of story yafeeling of euphoria Cuz you glorify my fake selfmy brain MELTs DOWN※ Who am I ? Where am I ?every time I falsify myselffeel isolatedi'm Alone Always one-wayAll of them dead-endsmy cry vanished into the air

ポップにもアートにもなれない私はどこか疾くに土から這い出て干からびたミミズのように彼の有名な画家の最期の作品冷えたアスファルトに寝そべり少し痩せた 魚の骨だけ食いしばっている食いしばっている 浮 亜 遊追 撃ファンタム 墜とせ思考 死んだら 排他と飼育音像 何の一つも妄想じゃん胎動 Ride on鼻歌作曲 尻軽 そういう芸風ft.虚無言っちゃ悪いけど 虚無 全部 曖 昧 ME永 眠四畳半の夢物語寒 色 LED視界は3回反転し 転進極論 LET'Sどうでもいい頭と身体のレイテンシー私は 結局 何者でもない根無草 無色透明な怒り端金に換えて空っぽな値打ちに狂う 狂う 狂う さっきまで欲しがっていた顔はどこか遠くに息離脱 試しながら負傷 歪な論理嫌気を刺した合間は練炭更す 肋の隙間を抜け冷えた夏に 青い唇 食いしばっている食いしばっている 私は何者身体はボロボロあなたは何者術無くボロボロ 私は 心底 騙るまでもない根無草 無色透明な痛み胸に吸い上げて空っぽな心に狂う 狂う 狂う ポップにもアートにもなれない私は誰にも測れないこの際 この価値 この立場 勝ち 断ち割り況して 正義 譲らない 普通になりすまし 超変人らしくない 私は 延々 変わることはない根無草

This silence is mineunspeakable misery 荒らえ狂え 主を待て獣が 地に還れ 成れの果て奪われ 死を糧 祓え 虚ろに移ろう不都合美しく映る硝子玉に乾く肌不束かなる現に空蝉苔生す大木に仮初の愛を乞う飛んで火に入る科学の手下混迷皮肉ならず者達が仰ぐ天空に天狗誰も気づかず逸脱したミズガルズ 水溜りの側を羽虫が舞ういつか来る平和に気が狂う机上の空論の上を飛ぶボーイング裸の王に群がった猿きりきり舞いに廻り萎れた芽悪意の雲に塞がる陽の目理想に溺れてる色眼鏡の反射する先で傾く天秤 操作-deadly 幾何の 生くは苦行崩壊-hystery 希死念慮 人身御供の苗 荒らえ狂え 主を待て獣が 地に還れ 成れの果て奪われ 死を糧 祓え 気づかないまま歪みだす地盤に機械仕掛けの円柱を刺す偶像化する未来手を合わして目に見えない敵に楔を打って笑う飛来する無味無臭の瘴気が溢れる人並みの中で咲いた頭が湧いた知らない間に受粉して回る曼陀羅 日溜りの下にて元に戻れと描き集める忌まわしき釈迦力癖と壁の瓦礫寝床に手を取り奇々怪々な猿芝居の隠し合い向こう見ずな水と油砂混じりの幻想は爪弾き骨を断ち切り肉を噛んだ日時計の陰身を潜めた彼岸花 現れ 洗われる世 荒らえ狂え 主を待て獣が 地に還れ 眼を醒ませ蠢く 意のまま 枯れて

時は今 時代の過渡にあるありふれた針路(みち)を進むことさえも 街は今や 悲劇の都市になる理解りあえてるか 応えは誰にも 判らない 晴れ渡る空に 金色の罅揺れ動く 人の間を縫って落ちていく荒波に呑まれ 少し震える日も大丈夫 呼吸を潜んで 経験を当て擦り流れ落ちた血で死に際の言葉を綴っているだけ十何歳の時めきも 何十回の想い出も虚しいだけ 落日の弱音を盗もう新しい身体を手に入れるのだ 才能を疎んだり愛を羨んだりささやかな営みを奔る僕ら息を吐いた 晴れ渡る側に 金色の日々揺れ動く街燈 地を這って いざ去らば陽の当る窓辺 傾く影をご覧 今満ちていく